中央本線に登場してから43年、国鉄民営化後はあずさ色として長きにわたり中央本線特急の主力車種として活躍してきた189系。その座をE351系やE257系に譲ったあとも、波動輸送やホリデー快速富士山として活躍してきました。
現存するあずさ色唯一の編成M50が、晩年活躍した富士急線内への最後の乗り入れとなったこの日、やっぱり最後の姿は富士山と撮りたいと思い、天気は微妙でしたが撃沈覚悟で下吉田へと行って参りました。
2018年1月21日
7時過ぎ現着、M50通過3時間半前。
予報通り富士山は厚い雲に覆われ、撮り鉄の方は誰もいません。
富士山とのコラボを諦め、別の撮影地は撮り鉄さんが殺到されているとの情報あり。
これは場所選択を誤ったかな~と思いながらも、ひとりで待っていると
同じ想いを抱いた方がひとりまたひとりと山を登ってこられました。
最終わたくし含め4人。
やがて通過30分前。
現着時はどんより暗かった周りでしたが、急に雲が流れ始めました。
「富士山顔出してくれー」と祈る想いで待っていると
タイフォンを鳴らしながらM50がやって参りました
慣れ親しんだ富士吉田の町を往くM50
縦構図で
最後の別れを惜しむように
富士山が顔だけ出してくれました!
わたくし小鉄のコンデジではピントも合わず前面幕も見えませんが、
M50が富士山に向け走っていたという証しを残すことが出来ました!
その後、上りM50を撮影するため山をおり、有名な撮影地下吉田カーブに行ってみると、またまた誰もいません。
きっと皆さん河口湖まで追っかけでいったのでしょうね。
4時間後、続々とカーブの出口側に皆さんが終結される中、後追いとなるため空いているカーブ入り口側に三脚を構えました。
想定通りわたくし含め3人だけでした。
15時18分
光線状態はよくありませんが、富士急線内最後の姿を見送ることが出来ました
日付変わって本日1月25日豊田駅10時16分発
M50は長年走り続けてきた中央本線を経由して、長野までのラストランが行われます。
首都圏の老朽化車両解体工場が大宮から長野総合車両センターに移り、過去いくつもの名車が、動力を失い抜け殻のように専用機関車に牽かれ、長野までの帰らぬ旅路へと就いた中、M50は最後の最後までお客さんを乗せ中央本線花形特急としての任務を全うし、ラストランを迎えられることは幸せな生涯だったと言えるのではないでしょうか。
八トタM50、長野までの無事をただただ祈ります。
おつかれさま M50
小鉄